~お悩み上等地球人のBLOG~

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夢中になれるものがない~京大を卒業して分かったこと~

【はじめに】

 

こんにちは、はじめまして。当ブログ管理人の地球人です。

タイトルにありますように、私には夢中になれるものが一つもありません。なにか一つのことに打ち込んできたという経験もありません。生来の飽きっぽい性格も災いしたのでしょう。四半世紀ほど生きてきて、いまだに心から好きになれるものに出会えておりません。

 

勿論、趣味はあります。旅行、写真、読書、映画、楽しいおしゃべりや、まんだらけで美少女フィギュアを物色したり・・・。でもどれもが中途半端なのです。広く浅くかじっている程度で、夢中になって没頭しているわけではありません。これらのことを3日3晩語れるかと問われれば、確実にNoです。

『これはマズい・・・』

最近切にそう思うようになってきたのです。

 

以前、私は定年退職した叔父にこんな質問をしました。

地球人『人生振り返って、何が大事だったと思いますか?』

叔父『ん~、一生懸命打ち込んだと思える何かがあるかどうかが大事かなぁ』

ごめんなさい叔父さん。なんもありません。

 

もちろん、『一生懸命打ち込んたと思える何か』が仕事でも構わないかと思います。おそらく、叔父もそうなのでしょう。叔父の時代はモーレツ社員や企業戦士、『24時間働けますか?』がお馴染みの時代でした。

 

そしてなにを隠そう私自身もそれが正しい生き方だと妄信していました。仕事を頑張る=かっこいいと思って就職活動をしていた口です。でも働き始めてその考えは変わりました。

 

『会社に行きたくねぇ』と思いながら、窮屈な電車に1時間30分揺られての出社。上司の顔色を伺いながら、好きでもない仕事をこなす毎日。人生の時間の大半を捧げて得られる報酬はスズメの涙。

 

これが一生続くのかと思うと、仕事を頑張る=かっこいい、という方程式が私のなかでガラガラと音を立て崩れ始めてきたのでした。

 

追い打ちを掛けたのは、昨今の仕事に対する価値観の変化です。本屋に行けば、『転職』、『好きなことをして暮らす』、『経済的自由』という類の本が数多く並べられています。一昔前では考えられなかったのではないでしょうか。しかしこれが近年の風潮なのです。

 

心から好きなことを仕事にする。それが許される時代になりつつるのあるのではないでしょうか。つまり心から好きなものがある、それだけで今の時代勝ち組なのです。

 

昔ならば、いい大学に行き、いい企業に就職するというのが王道の成功パターンだったのでしょう。しかし今やそれが変わりつつある。今はちょうどその潮目であるような気がします。そして私は、どちらの時代の流れにもちょうど乗れなかった世代なのかもしれません。

 

実は私は京都大学出身です。察しに違わず、小学生の時分からお勉強ばかりしてきました。でも決してお勉強が好きというわけではありません。むしろ私はお勉強が大嫌いでした。しかし不幸なことに『嫌いなこと』=『不得意なこと』というわけではないようです。大嫌いなはずなのに、マゾの私は死にもの狂いで勉強したのです。そしてその結果、多感な頃の全てを犠牲にして京都大学の学歴を手にしたのです。

 

そのツケとして夢中なことになれるものがない症候群に陥っているわけです。そして今の時代は就職活動に学歴なんか関係ない、と言われている時代です。

 

そうです、全てを犠牲にして、私はなに一つ得られていないのです。こんなことなら、夢中になれることを探すことにもっと時間を割けばよかったとほんのり後悔している次第です。京大を卒業して分かったこと、それは、幸せになるためには学歴より、自分が好きなことを見つける方が大事、ということです。ここらへんは後日詳しく書きたいと思ってます。

 

 

【このブログの目的】

 

ここまで読み進めて下さいまして、こう思った方も多いかと思います。「で、結局このブログなんなんだ」と。

 

私は、けっこうクヨクヨ思い悩む性格です。【はじめに】で記した悩みは私の悩みのほんの一部です。世の中に悩みのない人なんていませんよね。人間関係、恋愛、人生。私は、そういう悩みをあなたと共有したくてこのブログを開設しました。そのなかで、悩みの解消に役立った本などを紹介したいと思います。

 

他にも、ちょっと面白い京大生の生態や、日常のお役立ち情報などをお届けできればいいなと思います。そして、このブログを読んでくださるあなたが、少しでも元気になって下さることをこのブログの目的にしています。

 

それでは、しばしご相伴下さい。